概要
バイオイノベーション研究所創薬・医療機器開発施設では、生きたブタを用い実臨床に沿った手術手技修練(研修・リスキリング)を学内外の卒後臨床医や研修医を含む若手・ベテラン医師向けに実施いただける「メディカルトレーニングラボ」を運営しております。当施設は、平成28年度の稼働以来、幅広い分野の専門医によって利用され、100件を超える実績を有しています。令和6年度には機器の拡充も行い、開腹手術や腹腔鏡手術は、複数名による2頭同時のトレーニングも可能です。また、当施設は地域中核病院と同等の医療機器(無影灯システム、腹腔鏡システム、X線CTスキャン、外科用X線装置(Cアーム)など)を導入しています。トレーニングはもちろん、ブタを用いた新規医療デバイスの開発や手術手技開発をはじめとする様々な研究用途にも広くご利用いただけます。
パンフレット
メディカルトレーニングラボのパンフレットです。設備(医療機器)の詳細がご覧いただけます。ご自由にダウンロードしてください。*無断での複製、改変、転載、再配布及び転送等の行為を禁止します。
利用について
メディカルトレーニングラボでは、学内外からのメディカルトレーニングの受入れを行っています。利用を希望する場合は、事前にバイオイノベーション研究所先端医療技術開発部門動物資源研究分野までお問い合わせください。利用にあたっては、動物実験に関する教育訓練を受講 (DVDによる受講も可能)する必要があります。また、動物実験計画書の提出が必要となります。※ 書類作成はスタッフがサポートしますので、お気軽にお申し付けください。 なお、ご希望のブタの品種・月齢・性別などの準備等もあるため、実施希望日から余裕をもってできるだけ早めにご連絡ください。施設利用に際しては、徳島大学バイオイノベーション研究所施設等利用規則を遵守願います。
〇利用料金 (学外) ※学内利用者は別途お問い合わせください。
※その他、頭数や消耗品費に応じて追加費用をいただく場合があります。
ご利用までの手続き
①お申込み
利用希望についてご連絡ください。
連絡先:バイオイノベーション研究所先端医療技術開発部門動物資源研究分野
birc_medical[アット]tokushima-u.ac.jp(アットマークを変換してお送りください)/088-661-6048
②教育訓練の受講
動物実験計画書の申請にあたっては、動物実験に関する教育訓練の受講(DVDによる受講も可能)が必要です。詳細は、徳島大学先端研究推進センター動物資源研究部門のTOPページをご参照ください。
③申請書の提出
以下の書類をご提出ください。※書類作成はスタッフがサポートいたしますので、お気軽にお申し付けください。
〇徳島大学バイオイノベーション研究所施設等利用申請書(DOCX 19KB)
〇動物実験計画書(DOCX 27KB)
※研究所の利用規約は下記よりご確認ください。
〇徳島大学バイオイノベーション研究所施設等利用規則(PDF)
④当日
〇トレーニング開始:当施設の獣医師が麻酔の導入および管理を行います。
〇トレーニング終了:(a)経過観察を行う場合 麻酔からの回復および飼育管理は、施設スタッフが対応いたします。
(b)トレーニングのみの場合:黙とうを行い、命への敬意を表します。
なお、年に一度、畜魂碑前にて慰霊祭を行っております。