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所長挨拶

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徳島大学バイオイノベーション研究所は、地域における生物や第一次産業に関連するオープンイノベーションの核となり、生物系新産業の創出を目指して設立されました。単に異業種異分野のみなさんが集まる場を提供したり、そのマネジメントをするのではなく、私たちが積極的に行動し交流することで、イノベーションを起こします。
2016年、徳島大学はこれからの地域と時代を見据えた組織改革の一環として、生物資源産業学部を立ち上げ、新たな研究教育施設として附属農場(石井町)と水圏教育研究センター(鳴門市)、後に新野サテライトキャンパス(阿南市)を整備しました。これらの施設を拠点として、常三島キャンパスや蔵本キャンパスの研究者と連携しながら、生物生産に関連するバイオ研究、6次産業化にかかる教育や研究活動を展開して来たのですが、年々、地域や産業界との交流が増えるにつれ、大学発ベンチャーの創業支援に加え、施設を利用しての人材育成への期待が高まっていました。そこで、この三施設を融合してシナジー効果を生み出し、常三島キャンパスや蔵本キャンパスの研究室、そして徳島大学産業院とも連携しながら、学外の企業や地方公共団体との産学官連携活動を加速させることにしました。
当研究所は、経済産業省J-Innovation HUB地域オープンイノベーション拠点(地域貢献型)に選定されており、企業ネットワークのハブとなって地域の課題解決や地域経済の振興等に貢献することに、大きな期待が寄せられています。これを実現するため当研究所では、イノベーションの国際規格であるISO56002の導入を進め、そのマネジメントシステムに基づいて、生産現場のニーズに応えて先端科学からのシーズを社会実装化まで展開し、世界情勢にも目配りしながら、地域に軸足を置いて地域の幸せな未来を創るイノベーションを目指して参ります。
高い水準の研究を維持し、産学官の連携で地域の課題を解決し、それらの過程を通して実践的な教育を行い、地域の未来に貢献し人材を育てて行きます。この実現のため、あらゆる分野の皆様と交流し、連携や協働を創造的生産的に進めて参りますので、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

所長
音井威重

組織図

 

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パンフレット

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バイオイノベーション研究所のパンフレットです。ご自由にダウンロードしてください。
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ロゴフィロソフィー

 kannbann_ai.jpg3つの[I]を扉に例えています。生物の世界を私たちの世界にInvite( 招待、繋げる) するために、Invention( 発明、研究) をあらゆる外部機関と連携、社会実装、Innovation(革新) を起こします。大地をイメージするアースカラー、森をイメージするグリーン、水をイメージするブルーを配色。その全ての扉を開く事でバイオイノベーションを実現します。